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視覚で世界を捉えるひとびと
開催期間 2023年5月4日(木)~5月7日(日)
開催場所 BUoYギャラリー(東京都足立区千住仲町49-11)
主催:Re ; Signing Project
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
公益財団法人 花王芸術・科学財団
公益財団法人 野村財団
NEWS 2023年3月13日
「〜」ティーザサイトを公開しました。詳細情報は4月上旬に公開予定です。
出展作家
管野 奈津美
学生時代、現代陶芸に出会ったのをきっかけに、自らろう者としての立場からの表現活動に興味をもつ。日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の奨学生としてギャロデット大学大学院ろう者学部にて、ろう者の芸術表現や欧米におけるデフアートの歴史についての研究を行った。現在は美術・デザインの教育に携わる傍ら、ろう芸術の発信、ろう者の身体や感覚についての可能性を模索。育成×⼿話×芸術プロジェクト美術部⾨企画担当。
牧原 依里
ろう者の「オンガク」をテーマにしたアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』(2016)を雫境(DAKEI)と共同監督。最新作に『田中家』(2021)。既存の映画が聴者による「聴文化」における受容を前提としていることから、ろう者当事者としての「ろう文化」の視点から問う表現を実践。
Creole Project
視覚身体言語のメディア的特性を開拓し新たな翻訳やメディア表現を探る実験的プロジェクト。それぞれの記憶の中の体験がそのまま身体であらわされる言語ゆえの内言の可能性を、身体と技術との関わりをヒントに探っていく。
Re ; Signing Projectとは?
ろう者による芸術表現の新たな可能性を模索し、社会への問いを発信するアートプロジェクトです。
“Re”は「再生」「アイデンティの再構築」、“Signing”は「手話で話す人々」「手話で話している」を意味します。
団体の特色としては、ろう者ア ーティストたちが自ら企画運営に関わり、アートを通して、ろう者が生きる現実、手話という言語やろう文化を多くの人々に発信し、 ろう者・聴者ともにアイデンティティ・関係性の再構築を試み、様々な芸術表現を包括できる場でありたいという願いを込めて、このプロジェクトを立ち上げました。